ずっと先まで、明るくしたい。|九電グループ

STORY.1<part.2>世界と日本のCO₂削減の目標

世界と日本は2050年を目標に、 CO₂削減の取り組みを進めています。

経済成長率に比例して、 CO₂排出量は増加傾向にあります。

世界では、どの国や地域でCO2の排出量が増加しているのでしょうか。アメリカやヨーロッパ、日本などの先進国は、2005年をピークにほぼ横ばい状態ですが、中国、インドなどの新興国では目覚ましい経済発展とともにCO2の排出量も増加の一途を辿っています。今や、世界のCO2排出量の3分の2は新興国から排出されています。

世界のCO₂の排出量推移
世界のCO₂の排出量推移

(出典)原子力・エネルギー図面集

世界各国がCO₂の削減目標を設定。 日本は2050年までにCO₂実質ゼロが目標。

地球温暖化を防ぐため、2021年11月に開催された国連気候変動枠組条約締約国会議(COP26)において、「世界平均気温の上昇を産業革命以前と比べて1.5℃に抑える努力を追求すること」が合意されており、各国も大幅なCO2削減目標を進めています。日本も「2030年までに2013年度の排出量と比べて46%削減すること」を目標にしています。さらに「2050年までにCO2の排出量を実質ゼロにすること」を表明し、取組みを始めています。

主要国のCO₂削減目標

CHECK

各国がCO₂削減目標を達成しても、気温上昇を防げない可能性も。各国がCO₂削減目標を達成しても、気温上昇を防げない可能性も。

IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の特別報告書(2018年10月)では、パリ協定による加盟各国の現状の削減目標を達成したとしても、2030年から2052年の間に世界平均気温の上昇は1.5℃を超えると考えられており、1.5℃までの上昇に安定させるためには、CO2排出量をこれまで以上に削減していくことが必要です。

地球温暖化の進行を止めるために、 より一層のCO₂削減に取り組む必要があります。

つかう人とつくる人で、できることを。

PAGETOP