
CO2、どれだけ減らせばいいの?



地球温暖化を防ぐには、
平均気温の上昇を
1.5℃以内に抑えることが大切!
地球温暖化を防ぐため、世界各国のリーダーが集まる国際会議が定期的に開かれています。2015年にフランスのパリで開かれた国際会議では、地球温暖化対策として、「世界の平均気温の上昇を約1.5℃に抑えること」を世界約200カ国の共通の目標として定めました。

世界の平均気温の上昇を1.5℃以内に抑えるには、どうすれば良いんだろう?


実は、世界各国がいつまでに、どれだけCO2を削減するか、目標を発表しているんだ!

世界でも多くの国々が、
「CO2排出量実質ゼロ」を
目指しています。
2021年に開かれた「COP26」という国際会議では、世界の平均気温の上昇を約1.5℃に抑えるために、世界各国が「いつまでに、どのくらいCO2を減らすか」という削減目標を発表しました。日本は、「2050年までにCO2排出量を実質ゼロにする」という削減目標を発表するとともに、2025年にはその実現に向けた野心的な目標として、2035年度に60%、2040年度に73%削減することを目指す、新たな「日本のNDC(国が決定する貢献)」を国連気候変動枠組条約事務局へ提出しました。


(出典)「地球温暖化対策計画の概要(2025年2月)内閣官房・環境省・経済産業省」より作成

CO2排出量を「実質ゼロ」の状態にすることを、「カーボンニュートラル」と言うんだよ。


CO2排出量「実質ゼロ」ってどういうこと?

CO2排出量を減らす取組みに加えて、
何ができるだろう?
この❶と❷を組み合わせて、
空気中に出されるCO2の量を
全体でゼロにすること、
つまり、CO2を出していないのと
同じ状態にすることを「実質ゼロ」と
いいます!


CO2排出量=CO2を吸収する量
にすることで実質ゼロに!




地球温暖化を防ぐため、世界中でカーボンニュートラルを目指して取り組んでいるんだね。

